「広く浅い」という強み
こんにちは。あに子です。
今日Facebookでたまたまこのウェブサイトを見つけました。
自分の性格に適した学問を診断してくれるそうです。
早速試しました。私の結果がこちら。
「複合領域」タイプ。
特定の学問ではなく「領域」と区分されてしまった。
この結果を受けて、まさに私だなあ、と思いました。
高校一年生の秋まで、私の志望は医学部。
しかし、当時参加した医療現場見学で自分には不向きだと実感し、医学の道を諦めました。
医者にはなりたかったけど人の命を預かるということが私には重すぎて、また周囲の期待に応えなければと息苦しくて、諦めた途端心が軽くなりました。
(当時は高校でそこそこ成績上位であった。あくまで当時は。)
問題はその後。志望校どうしようか。理系得意だけど、興味あるのは文系なんだよな。
2年生の4月に担任の先生に「医学部諦めた。文転したい。ただ学びたい学部がわからない」と相談しました。
ちょうどこの時期から理数科へ配属されていたため、いきなりの発言に先生はとても驚いていましたが、とある大学を紹介してくれました。
その大学はリベラルアーツを取り入れており、文理問わず幅広く学ぶことができるのです。
この自由な学風に強く惹かれた私はそこを第一志望としました。
結果その大学には入れませんでしたが、似たような学び方ができる大学へ進学しました。
そんな背景のもと大学を学んできた私ですが、だんだん自分の学んできた領域に疑問を感じるように。
それは「自分には特徴がない」ということ。
医学部、言語学部、工学部などで学ぶ人は、その分野に関する豊富な知識やスキルを獲得し、卒業後の職業に影響することもあります。
一方、自分は深く極めた学問がない、広く学んだけど定着はしていない。
大学3年次から所属している情報系の専攻はよりスペシフィックだけど、なんとなく落ち着かない。
こんな自分にコンプレックスを感じるようになりました。(学部には他にも私のように悩んでいる人が数人いました)
そんな中、たまたま発見して読んだ記事がこれ。
特に響いた文章を引用させていただくと、
器用貧乏で、1つに絞るのが生理的に嫌。だけど、何でも面白がってやれる。同業ではない方に自分を買ってもらいたい。そういう指向性をお持ちなら、そこそこやれるスキルをいくつも身につけて下さい。時間はかかるけど。そういう方が一緒になって仕事をデザインしてくれると、本当に頼りになる。僕もそうありたい。
私はどうだろう。
プログラミングが苦手だけどある程度コードは書いたことあるし、理解できる。
流暢に英語を話せるわけではないけど、留学して生活できるだけの英語力は持ってる。
何なら高校時代はこれといった得意科目がなかったけど、どの科目もある程度の知識は持っている。
これを読んで「これはこれでいいんじゃないか」と思うように。
何か専門分野に秀でていて、学んだり働いている人たちも素晴らしいです。
しかし、関心の幅が広い、色々なことを学んだ・経験したということも立派な強みだと思います。
上記の学問診断に戻りますが、「複合領域タイプ」の特徴として、「目立つ特徴がない」「新しい領域」と挙げられています。
特徴がないってあまりよく聞こえないかもしれませんが、つまり「何者にもなれる」「開拓者になれる」とも解釈できると私は考えます。
そう考えると、なんだかワクワクしませんか?
(診断結果内の「学問を作り出す可能性がある」という発想は全くなかった。笑)
今興味があるものを挙げるときりがないし、獲得したいスキルもたくさんあります。
自分の可能性をもっと広げてみたいと思った、という話でした。
「何者にもなれる」ということに関して、今回の話題とは少しそれますがこちらをシェアしたいと思います。自分を受け入れるって大切ですね。
かわいいパンダだって、ロックにピストル持ってもいいんです。
もちろん人を撃ってはだめです。
そういえば帰国まで一か月切りました。それまでにいくつか記事更新したいなあ。
それでは。